12月13日(火)、本年最後の平日月例杯である師走杯が開催されました。
本年最後にふさわしく、雲一つない晴天に恵まれました。
【No.1TEEからFWを望む】
【No.10からグリーンと勝浦の町並みを望む】
今回も少しばかり語源を調べてみました。「師走杯」の「師走」はどこから来たのでしょうか?
「師走(しわす)」とは、「師匠(僧侶)が走り回るほど忙しい月だから」という説がよく知られていますが、このことは『色葉字類抄』という平安時代末期に作られた辞書に記されているようです。平安時代末期ということは今から約1000年前です。相当古くから「しわす」という言葉が使われていたことがわかります。しかし調べてみると、歴史はさらにさかのぼります。7世紀後半から8世紀後半、すなわち飛鳥時代から奈良時代(ということは今から約1300年以上前)にかけて編纂された日本最古の和歌集である万葉集に「しわす(しはす)」という言葉が使われていました。「十二月(しはす)には、淡雪(あわゆき)降ると、知らねかも、梅の花咲く、ふふめらずして」。現代語訳すると「十二月には牡丹雪が降るということを知らないのだろうか。梅の花がちらほら咲き始めているよ。そんなに慌てず蕾のままでいればいいのに」と。この万葉集にある「しはす」は、年末を意味する「歳果(としは)つ」が変化して「しはつ」、そして「しはす」になったと言われています。
私なりに推測すると、奈良時代以前から使われていた「しはす」という言葉を、言葉遊びが好きな平安時代の人々が、師匠が走り回っている姿を見て「師走」という文字を当てたのではないでしょうか!?1000年前の平安時代から見て1300年前の奈良時代というのは、現在から江戸時代中期を見るのと同じということを考えると、言葉もいろいろと変化するのも自然なことなのかなぁと思う今日この頃です。
さて、今回も前置きが長くなってしまいましたが、今回の師走杯の成績はどうだったでしょうか?
今回は合計39名の皆様にご参加頂きました。
ありがとうございました。
成績表
順位 | 氏名 | OUT | IN | Total | Hdcp | Net |
優勝 | 人見 幸夫 | 38 | 37 | 75 | 13.0 | 62.0 |
準優勝 BG | 田代 寛 | 38 | 36 | 74 | 4.0 | 70.0 |
3位 | 太田 始 | 40 | 37 | 77 | 7.0 | 70.0 |
4位 | 潮﨑 修二 | 39 | 39 | 78 | 6.0 | 72.0 |
5位 | 海邊 俊行 | 41 | 41 | 82 | 10.0 | 72.0 |
優勝されました 人見 幸夫様 おめでとうございます。
優勝者されたは人見 幸夫様にはグランドマンスリーの参加資格がございます。
成績表詳細につきましては会員様専用ページをご覧ください。
なお、次回の平日月例杯は平成24年1月10日(火)に「睦月杯」が開催されます。
今後の競技日程
- 18日(日)・・・・・研修会
- 23日(祝金)・・・キャスコ杯
皆様のご参加をお待ちしております。