台風接近!!

今日は台風2号の接近に伴い、残念ながら本日開催予定でした「ロイヤルコレクション杯」が中止となってしまいました。

楽しみにしていた皆様には大変申し訳ない思いでいっぱいです。

マスター室前のグリーン練習場の様子を撮影してみましたが、水たまりでボールが転がる状態ではありませんでした。

朝から和歌山県内には「大雨暴風洪水波浪警報」が発令され、「雷注意報」も出されています。

当日の気象庁発表による「台風予想進路図」はこんな感じです!

このブログを見て下さった方へ、せっかくなので台風に関するちょっとした豆知識を記しておこうと思います。

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台風とは、熱帯や亜熱帯の海上で発生した低気圧(熱帯低気圧)のうち、中心付近の最大風速が17.2m/s以上になったものです。

そして台風のおおよその勢力を示す目安として、台風の「大きさ」と「強さ」を表現します。

台風の「大きさ」は「強風域(平均風速15m/s以上の強い風が吹いている範囲)」の半径で、台風の「強さ」は「最大風速」で区分しています。

大きさの階級分けは、風速15m/s以上の半径が500km~800km未満のものを「大型(大きい)の台風」、800km以上のものを「超大型(非常に大きい)台風」といいます。

強さの階級分けは、最大風速が33m/s以上~44m/s未満は「強い」、44m/s以上~54m/s未満は「非常に強い」、54m/s以上は「猛烈な」と呼びます。

そして台風の風による被害想定は、平均風速(m/s)が「10以上~15未満」で樹木全体が揺れ、電線が鳴り、「15以上~20未満」で風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る、「20以上~25未満」でしっかりと身体を確保しないと転倒するほどになり、「25以上~30未満」でブロック塀が壊れ、取り付けの不完全な屋外外装材がはがれ、飛び始める、「30以上」になると、屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まるそうです。

雨による被害想定は、1時間雨量(mm)が「10以上~20未満」で地面一面に水溜りが出来る、「20以上~30未満」で傘を差していても濡れ始める、「30以上~50未満」で道路が川のようになる、「50以上~80未満」でマンホールから水が噴出し始める、「80以上~」になると大規模な災害の発生する恐れが強くなるそうです。

今回の台風第2号(ソングダー)は平成23年05月29日10時45分気象庁の発表によると、29日10時の実況で最大風速30m/s、15m/s以上の強風域は全域390kmとなっていますので、上記の基準に当てはめると、「強くもなく」「大きくもない」台風といういことになります。

今回の台風2号は5月22日にカロリン諸島(フィリピンの南東、パプアニューギニアの北東あたり)で発生しました。今回の台風は(日本人にはあまりなじみがないですが…)アジア名で「ソングダー(SONGDA)」と呼びます。

台風のアジア名は140個の名前が一巡するとまた同じ名前を使い回します。この「ソングダー」という名前は、7年前の2004年に発生した台風18号にも使われました。そのときは広島市では観測史上最も強い最大瞬間風速60.2m/sを記録し、北海道を中心に全国で甚大な被害をもたらしました。

前回の「ソングダー(2004年の台風18号)」は、九州を上陸して日本海を通って北海道に再上陸するというコースでしたが、今回の「ソングダー」は、四国地方の太平洋沿岸をかすめて、私たちの住む紀伊半島南端に上陸する恐れがあります。

このブログを読んで下さった皆様、じゅうぶんに警戒して、無理のないように過ごし、台風が通り過ぎた後にはまたのご来場をぜひともお待ちしております。

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