4月度月例杯 中止

今日4月22日(日)、4月度月例杯は雨のため中止となりました。

昨日から降り出した雨は上がることなくむしろ強くなる一方となり、プレーヤーの皆様の安全を考えて中止とさせていただきました。

楽しみにしておられたプレーヤーの方々には大変申し訳ありませんが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

また、次回の月例杯は5月27日(日)に開催いたします。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!!


【雨の勝浦。】

那智湾を見ると今日は波が高いようですね!!
それもそのはず。現在新宮・那智勝浦・太地・串本には強風波浪注意報が発令されています。
その「注意報」は、「災害が起こる可能性があるとき」に、「警報」だと「住民の生命や財産に大きな影響を与える災害が起こる可能性があるとき」に発表されます。
強風注意報は「平均風速がおよそ10メートルを超えて、災害が起こる可能性がある」場合に、波浪注意報は「波やうねりなどによって災害が起こる可能性がある」場合に発表されます。

雲が発生し、雨が降り、風が吹く。この気象現象は地上から約10km上空までの範囲で起こっています。この範囲を「対流圏」といい、空気が循環する範囲となります。地球の半径が約6400kmなので、その半径と比べると約0.15%の範囲。ゆで卵をむくときに、殻を割ってすぐに現れるあの薄い膜があると思いますが、地球の大きさからみた対流圏の範囲と、鶏卵の大きさからみたあの薄い膜の厚さの比率が大体同じです。この微妙な範囲で様々な気象現象が起こっています。この微妙な範囲で起こる気象現象によって大きな影響を受ける我々の生活も微妙だなぁと思います。
そしてこの対流圏では100m上昇するごとに気温が約0.65℃下がることが知られています。
対流圏の上には今度は成層圏というのがあります。この成層圏は上空50kmくらいのところまであります。ここには宇宙空間からやってくる有害紫外線を吸収してくれているオゾン層があります。対流圏と成層圏の境目の気温は約マイナス70℃ですが、成層圏は上昇していくと対流圏とは逆に気温は上昇していきます。
さらに成層圏の上、地上から50~80kmには中間圏という範囲があり、ここではまた上昇するたびに気温は下がっていきます。
さらに中間圏の上、地上から80~800kmには熱圏というのがあり、ここの気温はなんと1000~2000℃になるそうです。基本的に温度というのは原子の動きの早さで決まりますが、熱圏での大気の密度が非常に小さいため、超高速で大気の原子が動き回っている割に発生するエネルギーが小さく、数千度という温度になっても地表に影響を与えるほどではありません。なぜ数千度まで気温が上昇するかというと、宇宙からやってくる宇宙線や太陽風などの放射線が熱圏にある大気原子と衝突するので高速で動きまわるようになるのです。このとき衝突した衝撃で原子の周りをまわっている電子が離れてしまう(電離)ことがあります。その電離した電子がまた元の原子に戻ろうとするときに発光現象が起こります。この発光現象が「オーロラ」です。この「オーロラ」、一度でいいからこの目で見てみたいものです!!
さらに熱圏の上には外気圏があります。上空約10,000kmまで及ぶそうです。そしてこの外気圏がら外側がいわゆる「宇宙空間」となります。

つい雨雲を見上げたとき、「この空はどこまで広がっているんだろう」とふと思いついて、今回はこのことについて調べてみました。

今日も雨の中ラウンドしてくださったプレーヤーの方々、風邪をひかないようにお願いしますね!!

またのご来場をお待ちしております!!

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