わかめ入青のり

 風味豊かな青のりに細切り若布を加えました。那智勝浦ゴルフ
倶楽部のレストランでは、この「わかめ入り青のり」をご提供させ
ていただいております。

【フロント係オススメ!!】

 青のりについての豆知識!?

 青のりは緑藻類の海藻で、日本各地の海岸に分布していて、
冬から春にかけて繁茂します。

 ちなみに「海藻」と「海草」の違いは何でしょうか?

 「海藻」には、緑藻類、褐藻類、紅藻類があり、色の違いによって
分けられています。太陽の光が届く量に左右され、浅瀬にあるのは
緑色、そして深くなるにつれて褐色そして紅色になります。緑藻類
にはアオサ・アオノリ、褐藻類にはコンブ・ワカメ・ヒジキ・モズク、
紅藻類にはアサクサノリ・寒天や心太(ところてん)の原料となる
テングサがあります。

 その「海藻」は、海中にはえる藻類で、植物とはまったく違った構造
をしていて、種ではなく胞子によって子孫を増やし、根っこは栄養を
吸収するためではなく、岩にひっつくためのものです。なので、砂の底
にはほとんど生えません。

 一方、「海草」は、地上にある植物と同じように花を咲かせ、種子で
子孫を増やし、根っこは栄養を吸収するためにあり、ほとんどは砂泥底
で生育しています。「海草」は食用にされることはほとんどありません。
「海藻(かいそう)」と混同しないように「海草」は「うみくさ」を呼んで区
別することが多いようです。

 その「海藻」である青のりには、たんぱく質、カロテン、鉄、カルシウム、
マグネシウム、ビタミンC・Eなどの栄養がたっぷり含まれています。

 たんぱく質は、筋肉や臓器、血管のほかに、生命維持に必要なホル
モンなども作り、不足してしまうと脳の活動が低下してしまうことがあり
ます。

 カロテンは、皮膚や鼻、咽喉の粘膜を守ってウィルスなどの感染症を
防いだり、活性酸素による細胞膜の変質を防ぐ働きもあるといわれて
います。

 カルシウム・マグネシウムなどのミネラル類は、歯や骨を丈夫にする
働きがあるほか、イライラの解消にもなり、不足すると骨粗しょう症の
原因になったり、肩こりや腰痛を引き起こしてしまうこともあります。

 鉄は、赤血球のヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を運ぶ働きが
あります。鉄が不足すると貧血の原因となります。

 ビタミンCは、コラーゲンの生成と保持に欠かせません。コラーゲン
は皮膚や筋肉、骨、血管の細胞をつなぎ合わせる役目をするたんぱ
く質で、美白、免疫力の強化、風邪や生活習慣病、がんの予防など
様々な働きがあります。

 ビタミンEは、老化やがん化の原因と考えられている活性酸素を除
去する働きがあります。

 その他、青のりには、ニコチンの浄化作用や血圧調整作用、血行
促進、口臭予防などに効果があるといわれています。

 是非ご賞味くださいませ!!

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